豊田市能楽堂 能「紅葉狩」(宝生流)
2020-11-08


禺画像]

 秋の信濃国戸隠山にて、高貴な美女が木陰に幕を張り紅葉狩の宴を始める。鹿狩りにやってきた平維茂は通り過ぎようとするが、美女に誘われて一緒に宴に入り、酒を勧められます。眠ってしまった平維茂に、美女は夢から覚めるなと言い残し消え、その後、八幡宮の神が現れ、女がこの山の鬼でることを告げ、鬼を退治するように神剣を授けます。そして、鬼が戻ってくると神剣で戦います。

 戦いの場面は、意外にしっかりと描かれてあり、変化に富んだ舞台になっています。この舞台を見るのは2度目ですが、前回とはだいぶ印象がことなり、話の流れや人の動きなどをじっくりと見ることができました。

 秋を感じることのできる能で、よかったです。

[音楽]

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