平家一門が九州に逃げますが、最後は海に入水して果てた。その知らせを都で妻のもとに届きます。その夜、妻のもとに清経の霊が現れ、引き裂かれた夫婦がお互いに気持ちを確かめ合い、入水時に唱えた念仏によって成仏が叶って消えていきます。
戦のあった時代の難しさや、それにより複雑な社会、家族になっていたのを感じます。清経が、厳しい戦いを終えて、その中での船の上で、やはり入水する時の雰囲気に引き込まれます。
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