偶然、図書館で見かけた書籍です。早速、借りて読みました。
内容は、雑誌のハーバードビジネスレビューに掲載した論文などから、読みやすいように書籍にされているようです。今後、新しい仕事や、働き方改革などにより、リーダー像が変化していくことが考えられます。そのような意味でも、今回のような書籍を読んでおくといいように思えます。
自信過剰や高圧的な人材が有能であったと思われてリーダーになってきた時代は終わり、本当の効率的に組織を運営できる人材がリーダーになっていく時代になってきたのかもしれません。パワハラなどの関係もあり、ますます人をうまく活用して、組織として動かしていくのかが重要になってきている時代には読んでみる価値があります。
男性的で有害な特性がリーダーにふさわしいと思わせる。その結果、組織は欠点を称賛し、より良い候補を無視し、無能リーダーの破滅的な行動を放置して、部下と現場が疲弊することを指摘しています。組織の病理と勘違いが起こる原因を分析し、優れたリーダーを出すための考え方が書かれてあります。
「なぜ、「あんな男」ばかりがリーダーになるのか」、トマス・チャモロ=プリミュジック、藤井留美、実業之日本社
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